皮膚科からのお知らせ

現在、皮膚科では予約の患者さんのみの診察とさせて頂いています。
紹介状のない初診の方や予約のない方につきましては、まずはお近くのかかりつけ医にご相談ください。お心当たりのない方には、地域医療連携室からご紹介いたします。
皮膚科を受診希望の皆様には、御不便をおかけしますがより良い外来診療サービスを提供するために、皆様のご理解とご協力の程、よろしくお願い申し上げます。

皮膚科の特徴

皮膚科で扱う疾患は命にかかわるものはあまりなく、比較的軽く見られますが、痛くて歩けない、痒くて眠れない、外見上のストレスなどで個々の患者さんにとっては大変深刻な場合も少なくありません。
当院では、そのような患者さんの個々の御相談にできる限り親身に耳を傾け少しでも苦痛が軽減できればと思いながら診療しております。

皮膚科の、他科との大きな違いのひとつは、軟膏剤をはじめとする外用療法が治療のかなりの部分を占めることでしょう。
外用剤をいかにうまく使いこなすかが治療効果を大きく左右します。内服薬とちがい、外用剤は塗る量・範囲・期間によって、同じ薬を処方されても全く効かなかったり、びっくりするほど効いたりします。
特に重症な皮膚病ほど、薬の主作用・副作用・特徴をよくわかったうえで、患者さんの症状、年齢、基礎疾患などを考慮して使用方法を適切に決定することが重要と考え治療にあたっています。

また、呼吸器内科、乳腺科、消化器内科、血液内科などで使用する抗ガン剤や、インターフェロンなどの薬剤の副作用により皮膚症状がみられることがあり、そのために大切な薬が続けられなくなることもあります。

皮膚症状と薬剤の因果関係の有無や重症度、薬剤の継続の可否などを判定し、大切な治療をできる限り安全かつ少ない苦痛で受けられるようにバックアップするのも皮膚科の役割です。さらに膠原病や糖尿病、腎臓病、内臓ガンなどとの関連が疑われる皮膚症状は積極的に精査し、原因疾患の検索や皮膚症状の評価をした上で各科との密な連携をとって診断・治療にあたっています。

代表的な疾患

対応可能な治療・検査

  • 皮膚疾患全般の相談・治療
  • 腫瘍切除術、皮膚生検、皮膚切開術
  • 陥入爪(巻爪)に対する手術を含む治療:(アクリル人工爪・超弾性ワイヤー・フェノール法)
  • 各種皮膚テスト:パッチテスト・プリックテスト・皮内テスト・光線テストなど
  • 光線療法(PUVA、ナローバンドUVB)
  • 凍結療法、電気焼灼術
  • 男性型脱毛症に対する内服治療

具体的な疾患について

所属医師のご紹介

永井 宏 部長
神戸大学 平成4年卒業
取得資格
(専門医・認定医等)
  • 日本皮膚科学会専門医・指導医
  • 神戸大学医師臨床研修指導医
  • 神戸大学 医学博士
所属学会
  • 日本皮膚科学会
  • 日本乾癬学会
  • 日本色素細胞学会
辰田 奈那恵 専攻医
 
取得資格
(専門医・認定医等)
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所属学会
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診療実績

皮膚科の症例実績については、下記のPDFファイルをご覧ください。