病院統計 / 令和3年度年度 病院指標

令和3年度 神鋼記念病院 病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード

年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 62 126 203 500 945 1374 2387 1762 476

当院は、地域医療支援病院、地域がん診療連携拠点病院(国指定)、DPC特定病院群の指定を受けており高度かつ質の高い医療を幅広い年齢層の患者さんに提供しております。
年齢層では、70歳代の患者さんが最も多く、60歳以上の患者さんの割合は全体の77%を占めております。30歳未満の患者さんは2%程度で、新型コロナウイルス感染症、呼吸器系の気胸や耳鼻咽喉科の鼻中隔湾曲症等となっております。30~50歳代は、21%程度で内科系では新型コロナウイルス感染症、大腸<結腸>のポリープ切除、睡眠時無呼吸症候群、急性虫垂炎等となっており、外科系では乳がん(同時再建を含む)、慢性副鼻腔炎、直腸がんが多くなっております。60歳以上では、先述した疾患に加え、狭心症や前立腺癌、肺炎や心不全の症例や急性期治療が必要な脳血管疾患、急性心筋梗塞、加齢に伴う白内障や前立腺肥大症などの症例が多くなっております。内科系・外科系を含めてがんの患者さんの割合が多く、エビデンスに基づいた化学療法や放射線治療、低侵襲の腹/胸腔鏡下手術、最先端のロボット(ダヴィンチ)手術など多種多様な治療法により患者さんの精神的・肉体的な負担の少ない治療を提供しております。

診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード

消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 370 2.09 2.65 0.00 67.97 内視鏡的大腸ポリープ切除術(1泊2日)内視鏡的大腸ポリープ切除術(2泊3日)
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 92 11.17 9.21 5.43 78.98
060102xx99xxxx 穿孔又は膿瘍を伴わない憩室性疾患 手術なし 40 7.23 7.70 0.00 70.05
060020xx04xxxx 胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 37 8.22 7.96 0.00 73.59 内視鏡的胃粘膜切除術
060050xx99000x 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 22 6.09 8.45 4.55 73.09

消化器内科では、小腸/大腸にできた良性腫瘍を含めた隆起(りゅうき)性病変を切除・治療する内視鏡的ポリープ切除術が最も多くなっております。患者さんの負担が少なくなるように1泊2日(必要に応じて2泊3日)での治療を実施しております。次いで、胆管結石や胆管炎といった胆道系疾患が多くなっており、内視鏡で処置をおこなったり、経皮的に胆管をチューブで広げ胆石を除去したり、腫瘍を取り除くなどの治療を行っております。憩室性疾患や腸閉塞などの消化管疾患における緊急入院治療も多く、緊急内視鏡検査や内視鏡止血術を実施しております。このような内視鏡治療や検査は消化器センターにおいて救急センターと連携し、消化器内科のスタッフにより24時間体制で内視鏡下緊急救命処置に対応できるようになっております。

消化器外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 131 4.73 4.74 0.00 68.53 鼠径ヘルニア(バルーンなし) 鼠径ヘルニア(バルーンあり)
060335xx02000x 胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 68 7.13 7.11 1.47 66.66 腹腔鏡下胆嚢摘出術
060035xx010x0x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1 なし 定義副傷病 なし 40 15.43 15.76 0.00 73.33 結腸悪性腫瘍手術
060150xx03xxxx 虫垂炎 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 23 5.48 5.40 0.00 43.39 (腹腔鏡下)虫垂切除術
060150xx02xxxx 虫垂炎 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴うもの等 23 8.96 9.75 0.00 50.22 (腹腔鏡下)虫垂切除術

消化器外科では、鼠径ヘルニア手術が最も多く、腹腔鏡下ヘルニア整復術を中心に、ヘルニアの種類・併存疾患・性別などを考慮し、メッシュを使わない修復法や前方アプローチによるメッシュ修復法など患者さんにとって最適な手術方法を選択して手術を行っております。次いで、急性胆嚢炎の胆嚢摘出が多くなっております。炎症の強い急性胆嚢炎も発症早期では腹腔鏡下手術でも対応しております。また、結腸・直腸がんの患者も多く、腹腔鏡下手術だけでなくロボット(ダヴィンチ)手術も積極的に行っております。腹腔鏡下外科手術の最大の利点は、創が小さく術後の疼痛が少ない、臓器機能の回復が早く早期の経口摂取ができる、腹腔鏡の視野拡大効果によって精緻な手術が可能となるなどさまざまなメリットがあり、早期に手術前の生活に復帰することが可能です。

呼吸器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx9910xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 なし 141 3.08 3.30 1.42 73.10 気管支鏡検査
040110xxxxx0xx 間質性肺炎 手術・処置等2 なし 98 16.88 18.42 3.06 74.97
030250xx991xxx 睡眠時無呼吸 手術なし 手術・処置等1 あり 71 2.00 2.03 1.41 57.73 睡眠時無呼吸症候群
040040xx99040x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 34 10.18 9.07 0.00 74.15
040150xx99x0xx 肺・縦隔の感染、膿瘍形成 手術なし 手術・処置等2 なし 23 21.78 22.84 13.04 74.43

呼吸器内科では、全国統計でも部位別がん死亡率の上位にある肺の悪性腫瘍に伴う気管支鏡の検査入院が最も多く、1泊2日の入院で診断を行っております。当院では気管支鏡検査や抗がん剤による化学療法治療、放射線治療を積極的に行っており、肺がんの治療においては、呼吸器外科、放射線センター、病理センター、薬剤室と連携して診療に取り組んでおります。次いで、間質性肺炎の患者さんは、平均年齢も高く重症になると入院期間が長期化するケースもありますが、当院は全国平均に比べ早期に退院することが出来ております。肺炎のデータに関しては、「指標4.成人市中肺炎の重症度別患者数等」をご参照下さい。また、睡眠時無呼吸症候群(SAS:Sleep Apnea Syndrome:睡眠中にときどき呼吸が止まる状態(無呼吸)になる病気)が多く、1泊2日の入院で診断を行っております。

泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110080xx991xxx 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 あり 158 2.10 2.50 0.00 71.56 前立腺針生検法
110070xx03x0xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等2 なし 149 7.13 7.02 0.00 74.66 TUR-BT
110080xx01xxxx 前立腺の悪性腫瘍 前立腺悪性腫瘍手術等 52 12.46 11.63 0.00 69.33 前立腺悪性腫瘍手術
110200xx02xxxx 前立腺肥大症等 経尿道的前立腺手術等 39 7.44 8.23 0.00 75.08 HoLEP
11012xxx020x0x 上部尿路疾患 経尿道的尿路結石除去術 手術・処置等1 なし 定義副傷病 なし 33 5.48 5.56 0.00 68.61

泌尿器科では、前立腺生検(がんの検査入院)が最も多く、1泊2日の入院で診断を行っております。次いで手術用内視鏡を用いた膀胱腫瘍の切除(TURBT)や、前立腺肥大症に対する経尿道的前立腺レーザー核出術(HoLEP)が多く、平均入院期間は7日となっております。前立腺や腎がんに対しては、腹腔鏡下手術だけでなくロボット(ダヴィンチ)手術も積極的に行っております。また、経尿道的尿路結石除去術に対しては、体外衝撃波結石粉砕術(ESWL)と経尿道的尿路結石粉砕術(TUL)、経皮的尿路結石砕石術(PNL)等を組み合わせた治療を行っております。

脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010030xx9910xx 未破裂脳動脈瘤 手術なし 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 なし 61 2.77 2.99 0.00 61.21
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 51 5.51 9.78 21.57 76.82 慢性硬膜下血腫
010060×2990401 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 発症前Rankin Scale 0、1又は2 46 12.83 15.63 32.61 71.22
010070xx9912xx 脳血管障害 手術なし 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 2あり 34 4.38 4.94 5.88 60.62
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 33 8.39 8.30 36.36 77.91

脳神経外科では、脳梗塞症例が最も多く発症から3時間以内の超急性期であれば、t-PAという薬剤で血栓を溶かす治療を行っており、3時間を経過した場合は、血管吻合術、ステント留置術、頚動脈内膜剥離術など、病態に応じた対応が可能となっております。次いで頭蓋・頭蓋内損傷や未破裂動脈瘤の患者さんが多くなっており、開頭手術やクリッピング手術、経皮的なコイル塞栓術等、多種多様な方法で多くの手術を実施しております。入院初日より脳血管リハビリテーションの介入を行っており、地域の病院・診療所との病病連携や病診連携により、早期退院が可能となり全国の平均在院日数に比べ短くなっております。

循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050050xx0200xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1 なし、1,2あり 手術・処置等2 なし 89 5.04 4.36 1.12 71.33 CAGPCI
050050xx9910xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1 1あり 手術・処置等2 なし 71 2.99 3.06 0.00 71.39
050050xx9920xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1 2あり 手術・処置等2 なし 60 3.18 3.27 0.00 70.78
050130xx9900xx 心不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 57 15.72 17.35 21.05 82.37
050170xx03000x 閉塞性動脈疾患 動脈塞栓除去術 その他のもの(観血的なもの)等 手術・処置等1 なし、1あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 31 4.48 5.32 0.00 73.48

循環器内科では、狭心症などに対する心臓カテーテル検査/治療(経皮的冠動脈形成術等)のための入院が多くなっております。また、高齢者に多い心不全治療では、心機能維持/改善を目的とした心臓リハビリテーションも積極的に行っております。また、当院では、医師・看護師、理学療法士、臨床工学士、薬剤師、管理栄養士などの多職種による心不全チームで治療に取り組んでいます。副腎皮質機能亢進症に代表される原発性アルドステロン症は本態性高血圧として治療されていることが多く、疑って検査をしなければ発見することができません。副腎腫瘍からアルドステロンが産生されるアルドステロン産生腺腫の場合、手術により腫瘍を取り除くことで高血圧が完治あるいは降圧剤の量を減らすことができますが、手術適応を決める際には、副腎静脈サンプリングという検査を行い、左右の副腎のどちらからアルドステロンが過剰に産生されているかを確認する必要があります。副腎静脈サンプリングは難易度の高い手技であり、ガイドラインでも専門施設での施行が勧められています。当院では副腎静脈サンプリングの経験が豊富な医師により、高い成功率で検査を行っております。入院期間は2泊3日です。「年の割に血圧が高い」、「薬を飲んでもなかなか血圧が下がらない」、「50歳以下で脳卒中、心疾患、腎疾患を発症した」などがあれば、当院高血圧センターにご相談下さい。

乳腺科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
090010xx010xxx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等 手術・処置等1 なし 201 10.56 10.15 0.00 61.39 乳腺悪性腫瘍手術(ドレーンあり)乳腺悪性腫瘍手術(ドレーンなし)
090010xx02xxxx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) 137 6.44 5.88 0.00 58.47 乳腺悪性腫瘍手術(ドレーンあり)乳腺悪性腫瘍手術(ドレーンなし)
090010xx99x4xx 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 4あり 77 2.13 3.94 0.00 54.36
090010xx99x8xx 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 8あり 17 2.06 4.21 0.00 58.24
090020xx97xxxx 乳房の良性腫瘍 手術あり 14 6.00 4.10 0.00 44.50

乳腺科では、乳房の悪性腫瘍に対して手術だけでなく、化学療法(術前/術後)も多く実施しております。手術においては、がん切除後の美容的配慮も重要であるため、乳房の切除と再建を完全分担制とした形成外科による乳房再建も重要なポイントとなります。当院は、学会にも認定された乳房再建可能な施設であり、乳房再建予定の全ての患者さんを対象に乳腺科と形成外科の医師による術前カンファランスが行われ手術方法の最終決定を行っております。その他、乳癌治療に重要な放射線診断科・治療科、腫瘍内科、遺伝カウンセラー、がん看護専門看護師(がん相談)、患者会(神鋼リボンの会)など充実したチーム医療を行っております。

総合内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 85 13.96 13.14 22.35 80.72
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし 63 18.71 20.57 34.92 87.68
100380xxxxxxxx 体液量減少症 23 9.61 10.66 21.74 87.57
080010xxxx0xxx 膿皮症 手術・処置等1 なし 22 11.05 13.07 18.18 74.09
030400xx99xxxx 前庭機能障害 手術なし 21 4.62 4.92 0.00 66.57

総合内科では、救急患者さんの初期対応を全て総合内科医が担当し、各科の専門医がバックアップする体制をとっております。救急外来を受診した高齢者の尿路感染、インフルエンザ等の各種感染症やさまざま体液量が減少する体液量減少症、誤嚥性肺炎などの患者さんが多くなっております。

整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 47 26.13 25.32 78.72 84.57 人工骨頭置換術
160760xx97xx0x 前腕の骨折 手術あり 定義副傷病 なし 17 5.12 4.99 0.00 63.12
070343xx97x0xx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 その他の手術あり 手術・処置等2 なし 15 18.47 15.77 6.67 69.87
160700xx97xx0x 鎖骨・肩甲骨の骨折 手術あり 定義副傷病 なし 14 4.07 5.99 0.00 54.36
070350xx02xxxx 椎間板変性、ヘルニア 椎間板摘出術 後方摘出術 14 16.43 14.22 7.14 50.43

整形外科では、高齢者の転倒などによる股関節・大腿近位骨折に伴う人工関節置換術が最も多く、次いで、転倒などによる前腕の骨折が多くなっております。手術翌日よりリハビリを開始することで早期離床に努めております。 また、リハビリを専門に行う病院と連携をとり、できるだけ生活機能を上げるようなシステムを作っており、再置換術の骨欠損に対する同種骨移植のための骨バンクも設置しております。脊椎や腰部骨盤の疾患も多く、当院では脊椎指導医により、あらゆる脊椎疾患(脊柱管狭窄、腰椎椎間板ヘルニア、頚椎症性脊髄症など)に対応できる体制を整えております。加えて、さまざまな骨折治療など手術を要する救急医療にも対応しております。

血液内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
130030xx99x4xx 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等2 4あり 33 12.12 10.66 0.00 74.12
130060xx97x40x 骨髄異形成症候群 手術あり 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 25 27.48 18.76 0.00 70.12
130030xx99x6xx 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等2 6あり 14 18.79 13.91 0.00 76.29
130030xx99x7xx 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等2 7あり 13 23.00 17.65 7.69 73.92
130030xx99x3xx 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等2 3あり 12 20.00 15.64 0.00 74.17

血液内科では、悪性リンパ腫に分類される白血病や非ホジキンリンパ腫における化学療法や移植治療(自家及び同種造血幹細胞移植など)が多くなっております。また、当院では、フルダラビン+ブスルファンという前処置を中心として、前処置を工夫し、同種移植の安全性を高めております。移植医療ばかりでなく、新しい化学療法、分子標的療法の適応・選択に関しても患者さんとそのご家族とよく話し合ったうえで治療方針を決定しております。

呼吸器外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx97x00x 肺の悪性腫瘍 手術あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 86 9.67 10.47 0.00 70.52 縦隔腫瘍手術肺部分切除術肺葉切除術
040200xx01x00x 気胸 肺切除術等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 34 7.94 9.86 0.00 35.97 気胸
040040xx99040x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 32 8.47 9.07 3.13 71.81
040200xx99x00x 気胸 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 18 5.78 9.28 0.00 44.83
040040xx9905xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 5あり 19.34

呼吸器外科では、肺の悪性腫瘍(手術)が最も多くなっております。適応のある肺がん患者さんは、完全鏡視下手術を施行することで、身体的負担を軽減でき、全国に比べ在院日数も短くなっております。また当院では、がん化学療法、放射線療法の為の設備も整っており集学的治療が可能となっております。次いで、胸膜に穴が開いて肺がしぼんでしまう気胸の患者さんが多く、治療法は胸に管を留置する保存的治療と手術的治療(胸腔鏡下手術)を実施しております。その他、膿胸、胸膜中皮腫、手掌多汗症などの手術も実施しております。

脳神経内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010160xx99x10x パーキンソン病 手術なし 手術・処置等2 あり 定義副傷病 なし 18 26.17 19.21 27.78 76.00
010230xx99x00x てんかん 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 14 8.57 7.22 7.14 59.00
010060×2990401 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 発症前Rankin Scale 0、1又は2 15.63
010110xxxxx4xx 免疫介在性・炎症性ニューロパチー 手術・処置等2 4あり 16.11
010069xx99000x 脳卒中の続発症 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 9.51

脳神経内科では、脳が体を動かすための指令を調節するドパミンと呼ばれる物質が減ることによって起こるパーキンソン病・症候群の入院治療が最も多くなっております。次いで、色々な原因で大脳皮質神経細胞の異常興奮を起こし、反復性の発作を繰り返すてんかんが多くなっております。その他には、脳炎や髄膜炎、重症筋無力症などさまざまな疾患を受入れております。DPCコード別の入院患者数が10名未満については、集計されておりません。

膠原病リウマチ科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070560xx99x00x 重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 49 16.61 14.75 2.04 68.63
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 15 19.07 13.14 20.00 78.53
070470xx99x0xx 関節リウマチ 手術なし 手術・処置等2 なし 14 15.71 15.50 7.14 73.64
070560xx99x70x 重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患 手術なし 手術・処置等2 7あり 定義副傷病 なし 21.03
070560xx97xxxx 重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患 手術あり 36.13

膠原病リウマチ科では、全身性自己免疫疾患(全身性エリトマトーデス、皮膚筋炎・多発筋炎、血管炎など)が最も多くなっております。次いで関節リウマチでは、レミケードなど生物学的製剤について合併症リスクを考慮し必要な症例に対しての入院治療(初回のみの2泊3日、毎回2泊3日など)を実施しております。DPCコード別の入院患者数が10名未満については、集計されておりません。

形成外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
090010xx011xxx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等 手術・処置等1 あり 54 16.15 15.31 0.00 50.26
090010xx04xxxx 乳房の悪性腫瘍 組織拡張器による再建手術(一連につき) 乳房(再建手術)の場合等 17 7.88 8.10 0.00 47.47
090010xx97x0xx 乳房の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2 なし 14 11.00 6.37 0.00 52.21
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) 皮膚悪性腫瘍切除術等 手術・処置等2 なし 10 5.70 7.68 0.00 77.70
090010xx010xxx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等 手術・処置等1 なし 10 12.00 10.15 0.00 46.40

形成外科では、乳房悪性腫瘍手術後の乳房再建を施行した患者さんが最も多くなっております。当院では、乳房切除手術と同時に乳房再建手術を行う一次再建と過去に乳房の切除手術をうけられ、乳房の欠損もしくは変形をきたした状態に対して乳房の再建手術を行う二次再建を施行出来る施設として認定されております。次いで、皮膚の悪性腫瘍(手術)が多くなっております。その他に、静脈・リンパ管疾患におけるリンパ浮腫治療(リンパ浮腫の軽減など)として期待されているリンパ管細静脈吻合術を多く実施しております。

耳鼻咽喉科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030350xxxxxxxx 慢性副鼻腔炎 79 4.43 6.47 0.00 52.42 慢性副鼻腔炎(全身麻酔)慢性副鼻腔炎(局所麻酔)
030340xxxxxxxx 血管運動性鼻炎、アレルギー性鼻炎<鼻アレルギー> 42 4.00 5.64 0.00 40.26
030390xx99xxxx 顔面神経障害 手術なし 9.01
030428xxxxxxxx 突発性難聴 8.75
030240xx99xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 手術なし 5.71

耳鼻咽喉科では、鼻の手術を専門としており、慢性副鼻腔炎、鼻中隔湾曲症に伴う手術症例が多くなっております。鼻の手術以外には、声帯ポリープ等の喉の手術、アレルギー性鼻炎や扁桃炎、顔面神経麻痺における入院治療も実施しております。DPCコード別の入院患者数が10名未満については、集計されておりません。

眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患 手術あり 片眼 133 3.00 2.71 0.00 76.52 白内障手術
020200xx9712xx 黄斑、後極変性 手術あり 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 2あり 5.43

眼科では、白内障に対し、濁ってしまった水晶体を取り除き、代わりに人工のレンズを入れる水晶体再建術症例が最も多くなっております。DPCコード別の入院患者数が10名未満については、集計されておりません。

糖尿病代謝内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
10007xxxxxx1xx 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 手術・処置等2 1あり 22 13.32 14.41 0.00 65.55
10007xxxxxx0xx 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 手術・処置等2 なし 11.15
100040xxxxx00x 糖尿病性ケトアシドーシス、非ケトン昏睡 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 13.25
10008xxxxxx1xx その他の糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 手術・処置等2 1あり 18.82
060035xx99x0xx 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 なし 8.04

糖尿病代謝内科では、2型糖尿病(インスリンの分泌が少なくなる。または、働きが悪くなることが原因)、1型糖尿病(インスリンを作る膵臓の細胞が何らかの原因で壊されることで、インスリンが作られなくなることが原因)の血糖コントロールのための教育入院が多くなっております。また、急激な血糖低下による緊急入院等の治療も行っております。 DPCコード別の入院患者数が10名未満については、集計されておりません。

初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード

初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 47 11 22 15 10 1 8,7
大腸癌 38 57 31 31 1 8
乳癌 183 195 65 16 19 1 8,7,6
肺癌 43 41 66 144 17 34 1 8,7,6
肝癌 10 11 30 1 8
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約

5大癌と分類されている胃癌・大腸癌・乳癌・肺癌・肝臓癌について初発、再発を含めて幅広い病期を治療しております。患者総数としては肺癌が最も多く、乳癌、大腸癌、胃癌、肝臓癌と続きます。肺癌、大腸癌、胃癌では、初期癌(stageⅠ)から進行癌(stageⅣ)、再発症例においても手術(ダヴィンチ手術を含む)及び化学療法、放射線治療を含めた集学的治療の実施が可能となっており全てのstageに対して幅広い治療が可能となっております。乳癌では、乳癌検診の普及により早期発見・早期治療が浸透しておりstageⅠ・Ⅱの患者数が多くなっております。また、形成外科による乳房同時再建も可能な施設として認定されていることも患者数が多い要因と考えられます。肝癌では、経皮的ラジオ波焼灼療法(RFA)や肝動注療法など局所療法を繰り返し行うことも多く、再発症例数割合が多くなっております。

成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード

患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 12 10.33 54.83
中等症 46 13.20 78.17
重症 16 15.38 85.50
超重症
不明

成人市中肺炎の重症度分類において、当院入院患者では軽症、中等症、重症に該当し、中等症が最も多くなっております。全体の78%が中等症以上であり、平均年齢78歳以上と軽症に比べて年齢層は高くなっております。成人市中肺炎においては、高齢になるほど重症化するとともに、治療にかかる平均的な日数(平均在院日数)も長期化することが考えられます。後方支援病院との連携も充実しており、急性期の治療後に中長期の治療やリハビリの必要に応じて専門施設との連携可能な体制を構築しております。成人市中肺炎診療ガイドライン2017では、軽症は外来治療となっておりますが、原因菌不明や基礎疾患の有無等により重症化する前に入院治療に移行することも多くあります。重症肺炎患者においては、主に呼吸器内科、総合内科で治療にあたっております。

脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード

発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 194 17.00 77.33 37.87
その他 41 11.73 73.00 5.11

脳梗塞の治療は、脳梗塞が起こってから間もない時間(3時間以内)であれば、血栓(血のかたまり)を溶かす血栓溶解療法(t‐PA療法)の実施、3時間以上経過または、t‐PA療法で十分な効果が得られなかった場合には、太ももの付け根の血管から脳血管に細い管(カテーテル)を通し、血栓を回収して血流の再開をめざす方法(脳血管内治療)が検討されます。当院では、t‐PA療法が実施できる施設として認定も受けており、脳血管内治療も実施可能であるため、脳梗塞の患者さんの82%は3日以内に治療が行えております。また、早期リハビリテーションを実施することで脳梗塞によって失われた機能の回復、再発防止にも積極的に取組んでおります。約3割の患者さんは継続したリハビリテーション等が必要なため、後方支援病院(リハビリテーション病院等)に転院しております。

診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード

消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 351 0.06 1.03 0.00 68.17 内視鏡的大腸ポリープ切除術(1泊2日)内視鏡的大腸ポリープ切除術(2泊3日)
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 72 0.89 13.18 9.72 81.79
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍胃粘膜) 38 0.71 6.53 0.00 73.76 内視鏡的胃粘膜切除術
K6871 内視鏡的乳頭切開術(乳頭括約筋切開のみ) 等 30 2.37 9.43 0.00 74.73
K654 内視鏡的消化管止血術 29 0.45 9.00 3.45 72.62

https://shinkohp.jp/department/syokaki_naika

消化器外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 105 1.91 5.62 5.71 66.64 腹腔鏡下胆嚢摘出術
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 83 1.10 2.52 0.00 66.04 鼠径ヘルニア(腹腔鏡下手術)
K6335 鼠径ヘルニア手術 52 1.21 2.69 0.00 72.27 鼠径ヘルニア(バルーンなし)鼠径ヘルニア(バルーンあり)
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 46 4.72 11.07 4.35 72.11 結腸悪性腫瘍手術
K740-22 腹腔鏡下直腸切除・切断術(低位前方切除術・手術用支援機器使用) 等 31 3.35 14.71 3.23 64.19 結腸悪性腫瘍手術

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泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用) 156 1.29 5.88 1.28 74.56 TUR-BT
K843-4 腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いる) 52 1.02 10.44 0.00 69.33 腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術(ダヴィンチ)
K841-21 経尿道的レーザー前立腺切除・蒸散術(ホルミウムレーザー等使用) 40 1.45 5.33 0.00 75.20 HoLEP
K7811 経尿道的尿路結石除去術(レーザー) 34 1.68 3.59 0.00 69.15
K773-2 腹腔鏡下腎(尿管)悪性腫瘍手術 21 1.43 9.19 0.00 72.62

https://shinkohp.jp/department/hinyokika

乳腺科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K4762 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わない)) 137 1.30 4.14 0.00 58.47 乳腺悪性腫瘍手術(ドレーンあり)乳腺悪性腫瘍手術(ドレーンなし)
K4763 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術(腋窩部郭清を伴わない)) 78 1.64 8.42 0.00 63.85 乳腺悪性腫瘍手術(ドレーンあり)乳腺悪性腫瘍手術(ドレーンなし)
K4765 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術・胸筋切除を併施しない) 64 1.31 8.84 0.00 60.88 乳腺悪性腫瘍手術(ドレーンあり)乳腺悪性腫瘍手術(ドレーンなし)
K4764 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴う)) 44 1.27 5.64 0.00 59.50 乳腺悪性腫瘍手術(ドレーンあり)乳腺悪性腫瘍手術(ドレーンなし)
K4741 乳腺腫瘍摘出術(長径5cm未満) 10 1.60 2.30 0.00 46.50

https://shinkohp.jp/department/nyusenka

整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術(大腿) 等 49 2.04 21.90 57.14 80.10
K0462 骨折観血的手術(前腕) 等 26 2.46 12.81 11.54 63.42
K0821 人工関節置換術(膝) 等 22 1.95 27.32 9.09 69.68 人工膝関節全置換術
K0811 人工骨頭挿入術(股) 22 4.68 24.91 81.82 84.59 人工骨頭置換術
K1425 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(椎弓切除) 20 4.05 15.10 5.00 69.00

https://shinkohp.jp/department/seikei_geka

脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫洗浄・除去術(穿頭) 66 0.30 4.44 27.27 79.29 慢性硬膜下血腫
K178-4 経皮的脳血栓回収術 33 0.09 22.70 63.64 79.61
K1771 脳動脈瘤頸部クリッピング(1箇所) 29 0.76 25.07 27.59 61.45
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術(その他) 18 5.06 24.33 27.78 62.72
K1742 水頭症手術(シャント手術) 17 2.59 9.35 11.76 76.12

https://shinkohp.jp/department/noushinkei_geka

循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) 45 2.11 4.24 4.44 70.98
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 39 1.18 4.31 0.00 75.79
K5463 経皮的冠動脈形成術(その他) 32 2.19 2.63 6.25 71.34
K5481 経皮的冠動脈形成術(高速回転式経皮経管アテレクトミーカテーテル) 24 5.83 5.08 8.33 75.67
K5972 ペースメーカー移植術(経静脈電極) 16 7.06 11.69 12.50 81.88

https://shinkohp.jp/department/jyunkanki_naika

形成外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K4768 乳腺悪性腫瘍手術(乳輪温存乳房切除術(腋窩部郭清を伴わない)) 24 1.33 12.46 0.00 53.33
K4763 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術(腋窩部郭清を伴わない)) 23 1.48 12.91 0.00 45.74
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除) 13 0.46 5.38 0.00 79.08
K476-4 ゲル充填人工乳房を用いた乳房再建術(乳房切除後) 12 1.00 4.58 0.00 46.33
K4769 乳腺悪性腫瘍手術(乳輪温存乳房切除術(腋窩部郭清を伴う)) 10 1.60 13.90 0.00 47.90

https://shinkohp.jp/department/keisei_geka

呼吸器外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K514-23 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超える) 51 1.04 9.00 0.00 71.12 肺葉切除術
K5131 胸腔鏡下肺切除術(肺嚢胞手術(楔状部分切除)) 36 3.28 4.53 0.00 37.53
K514-21 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(部分切除) 15 1.13 6.00 0.00 72.80 肺部分切除術
K514-22 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(区域切除) 14 1.00 7.07 0.00 67.29
K5132 胸腔鏡下肺切除術(部分切除) 肺部分切除術

https://shinkohp.jp/department/kokyuki_geka

眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入)(その他) 134 1.00 1.00 0.00 76.56 白内障手術

https://shinkohp.jp/department/ganka

耳鼻咽喉科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K347-5 内視鏡下鼻腔手術1型(下鼻甲介手術) 40 0.95 2.10 0.00 40.58
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術3型(選択的(複数洞)副鼻腔手術) 32 1.00 2.69 0.00 51.63 慢性副鼻腔炎(全身麻酔)慢性副鼻腔炎(局所麻酔)
K340-6 内視鏡下鼻・副鼻腔手術4型(汎副鼻腔手術) 26 1.00 2.46 0.00 58.92 慢性副鼻腔炎(全身麻酔)慢性副鼻腔炎(局所麻酔)
K340-4 内視鏡下鼻・副鼻腔手術2型(副鼻腔単洞手術) 21 1.00 2.00 0.00 45.57 慢性副鼻腔炎(全身麻酔)慢性副鼻腔炎(局所麻酔)
K340 鼻茸摘出術

https://shinkohp.jp/department/jibiinkouka

その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード

DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一
異なる
180010 敗血症 同一 19 0.24
異なる 20 0.26
180035 その他の真菌感染症 同一
異なる
180040 手術・処置等の合併症 同一 44 0.56
異なる

「敗血症」とは、細菌やウイルスなどが感染し、それを阻止しようとする体の免疫による防御反応が関連して生命を脅かす臓器障害を来した状態とされており、感染症をきっかけに続発する重篤な状態です。入院時に敗血症となっている方や入院後に病状が悪化して敗血症となる方もおられますが、当院では、病状の早期把握及びガイドラインに沿った治療を行っております。「手術・処置等の合併症」は、手術や処置などにより一定割合で発生してしまう病態であり、術後出血や創部感染などが挙げられます。このような合併症はどのような術式でも一定の確率で起こり得るものであるため、手術や処置を施行する前に十分患者さんに説明し、可能性のある合併症についてご理解いただくようにしています。

更新履歴
2022年9月30日
令和3年度 神鋼記念病院 病院指標