眼科の特徴

おもに白内障緑内障診療を中心に、糖尿病網膜症のレーザー治療などを行っています。
手術は白内障がほとんどで、当科の昨年の入院手術と外来手術の数は約2:1の割合となり、年々外来手術の割合が増加しています。

代表的な疾患

白内障について

白内障とは眼の中の水晶体という、カメラで言うとレンズに当たる部分が濁ってしまう病気です。いったん濁ってしまった水晶体は、薬では元通りにすることはできません。白内障を治すには、濁った水晶体を取り除き、代わりに人工のレンズを入れる手術を行います。

「本人が日常生活に不便を感じるようになったときが、手術の時機」と考えてよいと思います。
眼鏡をかけて視力が1.0あっても、まぶしくて見えづらいといった不便を感じている人なら、希望すれば手術をすることもあります。
逆に、0.4の視力でも生活に不自由がない人には、手術は必要ありません。

手術を行う前には、まず白内障以外の病気がないかを調べます。
これは、視力低下の原因が黄斑変性など、ほかの部分にもある場合は、水晶体の手術をしても視力の回復は期待できないからです。

精密検査の結果、黄斑変性などがある場合は、専門医へ紹介することになります。
また、糖尿病網膜症のある患者さんは、手術でかえって悪くなることがあるため、まず糖尿病の治療を行います。

目の構造

所属医師のご紹介

沼田 愛 科長
徳島大学 平成6年卒業
取得資格
(専門医・認定医等)
  • 日本眼科学会認定眼科専門医
所属学会
  • 日本眼科学会
  • 日本眼科手術学会
山本 正朗 非常勤医師
熊本大学 平成5年卒業
取得資格
(専門医・認定医等)
  • 日本眼科学会認定眼科専門医
所属学会
  • 日本眼科学会
  • 日本眼科手術学会

学会認定施設

  • 日本眼科学会専門医制度認定研修施設

診療実績

眼科の症例実績については、下記のPDFファイルをご覧ください。