形成外科の特徴

形成外科とは

形成外科は身体の部位や臓器別の診療科ではないため、
　・形成外科という診療科を聞き慣れないかた
　・聞いたことはあるけれど、どのような病気を治療するのかよくわからないかた
がまだ多いかと思います。

形成外科とは、身体に生じた組織の異常や変形・欠損に対して、あらゆる手法や特殊な技術を用いて機能および整容性の改善を行い、患者さんの生活の質（Quality of Life）の向上に貢献することを目的とした外科系の専門領域です。
具体的には後に述べるような疾患に対して治療を行っています。

また美容外科は形成外科の一分野であり、ともに外見を扱う外科のため明確な境界線は存在しないのですが、わかりやすく言うと形成外科は変形・異常を治療によって正常にもどすことを専門とし、美容外科は正常な状態に対して手を加えることでさらに美を求めることを専門としています。

ですから、例えばキズ跡の修正手術や乳癌術後の乳房再建手術などは、変形状態から正常へ修復する手術のため形成外科の専門領域となります。
一方で二重まぶたにする手術や鼻を高くする手術、豊胸手術などは正常な状態をさらに美しくする手術ということになり美容外科の範囲となります。

両者には明確な境界線はなく、当院ではいわゆる形成外科治療においても美容外科的手技とセンスをもって治療にあたっております。
患者さんに対してはわかりやすく丁寧な説明を行い、治療することを心がけております。

代表的な疾患

現在当院では、これらのなかでも特に乳房再建に力を入れています。

所属医師のご紹介

学会認定施設

• 日本形成外科学会認定施設

診療実績

形成外科の症例実績については、下記のPDFファイルをご覧ください。

• 形成外科手術実績（PDF:88KB）