消化器内科の特徴

　神鋼記念病院は日本消化器内視鏡学会指導施設および日本消化器病学会認定施設であり、当科では消化器疾患全般にわたり、最先端の知識と技術を駆使し高水準の診療を提供できるよう、日々スタッフの研鑽や機器導入に努めています。なかでも以下に力を入れております。

1. 消化器内視鏡診断と治療
   ＊最新機器を駆使した精度の高い消化管疾患の内視鏡診断
   ＊食道・胃・大腸における早期消化管腫瘍の正確な内視鏡診断と、ESDをはじめとする内視鏡治療
   ＊消化管緊急疾患に対する止血処置などの内視鏡治療
   ＊胆・膵緊急疾患に対する経乳頭的内視鏡治療や経皮的ドレナージ治療
   ＊超音波内視鏡を駆使したEUS-FNAなどの胆・膵疾患の診断や内視鏡的治療
   　超音波内視鏡検査（EUS）についての詳細はこちら
2. ヘリコバクター除菌治療
3. 分子標的薬や免疫抑制剤等を用いた炎症性腸疾患に対する治療
4. 核酸アナログ等によるB型慢性肝炎に対する抗ウィルス治療
5. 経口抗ウィルス剤（DAA製剤）を中心とするC型慢性肝炎・肝硬変に対する抗ウィルス治療
6. 造影CT検査、造影MRI検査、造影エコー検査などの各種画像診断を駆使した早期肝がんの診断
7. ラジオ波焼灼療法をはじめとする局所治療のほか、肝動脈塞栓療法や放射線治療を駆使した肝がんに対する集学的治療
8. 各種消化器がんの化学・放射線治療　　など

代表的な疾患

　食道がん、食道粘膜下腫瘍、食道静脈瘤、逆流性食道炎、急性・慢性胃炎、胃・十二指腸潰瘍、胃がん・胃腺腫、胃粘膜下腫瘍、ヘリコバクターピロリ感染症、胃静脈瘤、十二指腸がん・腺腫、乳頭部がん・腺腫、胆道結石（胆嚢結石、総胆管結石、肝内結石）、胆道感染（胆嚢炎、胆管炎）、胆道腫瘍（胆嚢がん、胆管がん、胆道ポリープ）、原発性胆汁性肝硬変、原発性硬化性胆管炎、急性膵炎、慢性膵炎、膵腫瘍（膵がん、のう胞性膵腫瘍）、肝炎（ウィルス性肝炎、アルコール性肝炎、自己免疫性肝炎、非アルコール性脂肪性肝炎等）、肝硬変、肝膿瘍、肝がん、腸閉塞、感染性腸炎、虚血性腸炎、炎症性腸疾患（クローン病、潰瘍性大腸炎等）、大腸ポリープ、大腸がん、消化管カルチノイド　など

所属医師のご紹介

学会認定施設

• 日本消化器内視鏡学会指導施設
• 日本消化器病学会専門医制度認定施設
• 兵庫県肝疾患専門医療機関

診療実績

消化器内科の診療実績については、下記のPDFファイルをご覧ください。

• 消化器内科診療実績（PDF:122KB）