研修医ブログ / 神戸マラソンでの救護サポートについて

こんにちは!研修医ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
今回は、毎年恒例の行事の一部をご案内したいと思います!
2023年11月19日、神戸マラソンがありました。
走る側と思いきや、今日は救護側です!

副院長と麻酔科部長、研修医1年目6人で電車に乗って、ポートアイランドの神戸国際展示場へ!!

到着したら救護班として赤いユニフォームを着て、僕たちは第18救護所(ゴール地点近くの救護所)で活動していきます。
今年の神戸マラソン参加人数は2万人だそうで、救護所内のテレビ中継モニターには走っているランナーが映っており、こちらも自然とテンションが上がっていきます。

とはいっても、最初のランナーがゴールするまで時間があるので、その間になんと副院長の奥さま手作りのお弁当をいただきます。
牛肉がメインのおかずで他にもだし巻き、新鮮な野菜など思わず笑みがこぼれるおいしさでした!

さらにみかんと高級ビスケットなどのデザートもあり、救護へのやる気はばっちりです。

そうしている間にスタートから2時間以上が経過し、そろそろトップ集団がゴールし始める頃です。
 救護は研修医全員が初めての経験であり、どんな感じなのかと思いつつ、何となくストレッチをしながら過ごしていたところ突然、スタッフからの「痙攣が来ます!!」の声に現場に走る緊張。そして身構える研修医6人。聴診器の準備をし、患者さんを待ちます。

僕たちの仕事は、看護師さんがバイタルを測ったり、トレーナーさんがマッサージをしている際に、問診をしながら聴診で不整脈などはないか、また水分の経口摂取ができそうかなど確認することです。

最初のゴール患者さんは両足の痙攣でした。最初の1人ということもあり、スタッフも余裕があったため、気づけば50~60人のスタッフ全員で経過を見守る形になっており、手厚い救護を提供しました。

そんな感じで13時過ぎから続々と患者さんが運ばれてきます。各ベッドには、医師1人、看護師1~2人、トレーナー1~2人体制で分担して診ていきました。
トレーナーさんのマッサージと同時並行で緊急性がないかの確認。軽症であれば布団を被ってもらい、スポーツドリンクを飲みながら休んでもらいます。

例年に比べると前日が涼しいこともあり、脱水症患者の割合は少なく、両足の痙攣、筋肉痛の方が多いイメージでした。
それでも患者さんは続々と運ばれ、全体のベッドの8割程が埋まる時間帯もありました。

適宜休憩もします笑

また救護だけではなく、思いがけずランナーからランニングのコツを教えてもらったり、新しい出会いがあったりなど、すべてが新鮮な時間でした。

そして気づけば17時を過ぎ、最後のゴール患者さんも会場を後にされました。

最後は各種スタッフと円になり、「お疲れ様でした」の挨拶。初めての救護を看護師さんやトレーナーさんに助けてもらいながら、無事終えることができました!
初めての体験ばかりで、学ぶことも多く非常に充実した1日を送ることができました!

さて、これで終わり、、ではなく、ここから始まるのが神鋼です。

副院長、麻酔科部長と共にポートライナーに乗り三宮へ。

2人の後ろについて、行き先を知らない研修医6人は、いい雰囲気のお店が並んでいる道を進んでいきます。

そして歩くこと10分、なんと普段行けないような高級感に包まれた懐石料理店に到着しました!
高級な雰囲気に慣れない研修医一同は、思わずそわそわしてしまいます。

しかし、運ばれてくる全ての料理が美しく、美味しい日本酒やビールなどを飲んでいくうちに緊張もほぐれ、副院長や麻酔科部長のためになる話や面白エピソードなどで笑いが絶えず、お酒もどんどん進みます。
そして、気づけばあっという間に時間が過ぎ、最後はお腹いっぱいで、幸せな気分に包まれ解散となりました。明日からは切り替えて出勤です!
副院長先生ご馳走様でした!!(研修医一同)

研修活動の1つとしてのマラソン大会での救護活動は、大変貴重で学びの多い1日となりました。神鋼記念病院ならではの活動の1つだと思います。
他にもたくさんの魅力に溢れている病院なので、このブログを見て少しでも興味が出た学生さん、是非神鋼記念病院の見学にお越しください!お待ちしております!

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