研修医ブログ / 研修選択枠について
2021年10月1日
こんにちは!まだまだ暑い日が続きますが朝晩は多少肌寒く秋の気配を感じ、『食欲の秋』を楽しみにしている研修医のNです。
今回は初期研修中の自由枠についてお話させていただこうと思います。
まずは『初期研修の枠って何ぞや?』という人のために、初期研修のシステムから簡単に説明します。
初期研修は病院によってプログラムは多少変わりますが、基本的には医学部5年生のころのポリクリと同様に(できること・やることは大幅に増えますが)いろいろな科を回っていくことになります。ここで回る科や期間は病院によって一部変わりますが、この病院ではだいたい1か月ごとに回っていくことになります。
ここで、初期研修の期間24か月の中ですべての月の予定が決まっているわけではなく、自分で好きな科を選んで回ることができる月がいくつかあります。
枠の数としてはその年のプログラムによって増減しますが、2020年入職の研修医は6か月分でした。多いか少ないかは人によって違うと思いますが、研修医の多くは十分だったといっていますね。
この自由枠の使い方は本当に人それぞれで、通常のプログラムでは回らない科を回る人、将来の志望科に進むうえで見ておきたい症例を見るために回る人、一度回っただけでは満足できなかった人、その人その人で考えて選択しています。
例としましては、
膠原病内科志望の先生では
選択:膠原病内科、呼吸器内科、脳神経内科、感染症内科、放射線科等
脳神経外科志望の先生では
選択:脳神経外科、呼吸器内科、脳神経内科、耳鼻咽喉科、感染症内科、放射線科等
でした。
どんな症例を経験したい、枠が足りないので2週間だけ回らせて欲しいなど、お願いすれば色々と融通をきかせてもらえるのも、この病院のいいところですね!
自由枠は2年目になるので、入職してすぐに考えることはなく、1年目を回りながらゆっくり考えれば良いことです。このブログを見ている人には少し先の話になるかもしれませんが、興味のある方もいるかもしれないと思いお話させていただきました。
より詳しい話を聞きたい方はぜひ見学にお越しください!
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