整形外科 / 外傷外科

 2007年8月より救急センターも稼働し、手術を要する救急外傷も積極的に受け入れています。できるだけ早期から運動ができるように内固定を行うことも増えました。即座に血行再建を要する重症四肢外傷症例や、より専門性を要する骨盤外傷等(いわゆる3次外傷症例)は、近隣に神戸市立医療センター中央市民病院や兵庫県災害医療センターなどの施設がありますので、積極的には受け入れておりません。スタッフの人数にも制限があり、複数回の手術を要する多発外傷や、周術期24時間体制での全身管理を要するハイリスク症例は、同じ京大グループの神戸市立医療センター中央市民病院に治療をお願いすることもあります。切断指に関しては、状況次第でできるだけ応受診するよう努力しています。

 2022年の診療報酬改定により、大腿骨近位部骨折(いわゆる頚部骨折)に対して、緊急整復固定加算と緊急挿入加算が新設されました。これは、高齢者人口の増加に伴い、大腿骨頚部および転子部骨折により、介護を要する状況に陥る高齢者の増加が大きな社会的負担となりつつある現状に対し、国から改善を促すメッセージと捉えています。これまでも当院の内科、麻酔科との連携は大切にして参りましたが、今後はさらに大腿骨近位部骨折が緊急症例であることを発信し、少しでも早い手術介入と離床リハビリの開始を目指しています(全身状態が許せば、受傷当日に手術し、翌日よりリハビリを開始しています)。また、関連病院との連携を図り、高齢者の早期回復に努めていきたいと考えています。

 近年、より効果的な骨粗鬆症治療薬も認可されており、高齢者の骨折は治療するものではなく予防するものとの認識も浸透しつつあります。一度骨折を起こした患者さんに、再度骨折を起こさせない努力(二次骨折予防)は欠かせません。このため、支援病院(急性期病院8病院、回復期病院23病院、2023年12月現在)に加え、地域のクリニックとも連携を深めていきます。

当院整形外科は日本整形外科学会研修指定病院です

日本整形外科学会 ホームページ

https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/dupuytrens_contracture.html

当院整形外科は日本整形外科学会専門研修施設です

 神戸市立医療センター中央市民病院を基幹病院とする神戸市立医療センター整形外科専門医プログラムの連携病院として後期専門研修医の臨床研修を行っています。随時学生さん、初期研修医の見学を受け入れています。

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