内視鏡センターの特徴
神鋼記念病院内視鏡センターは2007年10月より運用を開始し、総床面積148m2の広さを有し、NBIなどの特殊光検査に対応した最新の機器を備えた検査台が3台で運用されています。
超音波内視鏡検査などの高度な内視鏡精密検査や緊急内視鏡検査・処置をはじめESDなどの内視鏡手術にも対応できる装備も備え、鎮静剤使用後の回復室にはベッドにも転用できるリクライニングシートが7台完備されており充分な検査・処置後休憩観察の時間をとることができるようになっております。
また、プライバシーの保てる診察室で検査結果の説明や今後の方針を相談できるようにもなっております。
また、機器管理の面から臨床工学室と連携し、病院で使用される光学機器(スコープその他)の洗浄、管理も担っております。
検査・処置の主体となるスコープは以下のごとく充実した機種を備えており、最高水準の内視鏡診断、内視鏡処置が提供できるようになっております。
また、内視鏡検査・治療目的のX線透視室も付設されており、患者様にはERCP関連検査・処置をはじめとする透視を用いた検査・治療も充分な設備のもとに受けていただけるようになっています。
さらに、当センターでは救急センターと連携し、消化器内科のスタッフにより24時間体制で消化管出血や胆管閉塞に伴う化膿性胆管炎などの内視鏡下緊急救命処置に対応できるようになっております。
神鋼記念病院は日本消化器内視鏡学会指導施設および日本消化器病学会認定施設に認定されています。
内視鏡治療
特殊な内視鏡検査
経口胆道内視鏡検査について
十二指腸まで挿入された処置用上部側視内視鏡(親スコープ)の鉗子チャンネル(内視鏡の内部を貫通している細い管)を通して直径2.8mmの極細内視鏡(子スコープ)を患者さんの十二指腸乳頭から総胆管内に挿入し、直接胆管内を観察する検査です。
胆道スコープは極細経の鉗子チャンネルも有しており、生検による胆道癌などの確定診断、範囲診断から胆石の破砕なども行うことができる最先端の検査です。

学会認定施設
- 日本消化器内視鏡学会指導施設
- 日本消化器病学会認定施設