放射線治療科 / 放射線治療について / 放射線治療の安全性

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リニアック装置

リニアック装置

当院では、患者さまのプランごとに治療計画に間違いがないか事前に計算、測定して確かめます。
また、毎朝、専用装置を用いた放射線の安定性の試験をしています。週1回決められた放射線が出ているか確認します。必要があれば線量校正もします。その他、定期的な試験を実施して装置に変化がないか確認しています。
リニアック装置、治療計画装置、治療計画用CTいずれもメーカーとフルメンテナンス契約を結んでおり、安全な放射線治療のため万全な体制を取っています。

モーニングチェック

モーニングチェック

毎朝、ビームのウォーミングアップのあと投与線量、照射野等を調べるため専用装置を用いてチェックを行います。

投与線量の実測

投与線量の実測

実際の治療プランを治療計画装置の機能を用いて、水等価ファントム(人体の代わり)に置き換えます。
このファントムを実際に測定することで実測の検証が可能となります。

皮膚マーク

皮膚マーク

放射線治療では、皮膚に直接、放射線治療の基準となるマークをつけます。
当院では、マーカーペン、シールを用いています。肌の露出した部分のマークには無色タイプ(ブラックライト下で発光する)のシールを使用することで目立たなくマーキングしています。

治療用照射装置出力の第三者機関による測定

治療用照射装置出力線量の第三者機関による測定実施証明書

当院では、平成26年2月に治療用の線量を決める標準測定法を01法から12法に変更しました。
そこで、平成18年、平成22年につづき平成27年3月に第三者機関による治療用照射装置(リニアック装置)の出力線量測定を受けました。結果は問題なしとされました。

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