地域医療支援病院
地域医療支援病院の承認
当院は、平成23年11月9日付けで、兵庫県知事より地域医療支援病院の承認を受けました。
地域医療支援病院とは
地域医療支援病院は、平成9年12月の「第3次医療法改正」において創設されました。創設の経緯として、医療機関の機能分化を進めるとともに高度医療機器の共同利用や救急医療の提供等を通じて地域の病院や診療所の後方支援ができる体制作りが挙げられ、後方支援の中核として地域医療支援病院が役割を担っていくことになりました。地域医療支援病院の承認を受けた医療機関は、地域の中核病院として、地域の病院や診療所の支援を継続的に実施できると同時に、地域の医療水準の向上に寄与していかなければなりません。
地域医療支援病院の役割
当院は、地域の病院や診療所の後方支援を担う地域医療支援病院として、CTやMRをはじめとする高度医療機器を地域の医療機関の先生方が利用できる体制を持っていることや救急医療の提供、医師をはじめコメディカルの研鑽が図られるよう、各種研修会の実施が求められております。今後も、これまで以上に当院の理念である「地域医療に貢献する」病院作りを目指して日々努力してまいります。
かかりつけ医の重要性
当院は、地域医療支援病院として地域のかかりつけ医からの紹介患者を優先的に診察するとともに、症状が安定した患者については、かかりつけ医に継続診療をお願いする(逆紹介)地域完結型の医療を目指しております。当院では、健康について気軽に相談ができる「かかりつけ医」を持って頂くよう御案内するとともに、かかりつけ医をお持ちでない患者様については、地域医療連携室にて患者様の住所・必要な診療科に合わせた医療機関をご紹介しております。
連携医について
当院では、地域医療支援病院として地域完結型医療を目指し、かかりつけ医の先生方に医療機器の共同利用や研修をご利用頂けるよう、「連携医」制度を創設しております。詳しくは、「連携医について」をご参照下さい。